英語が通じると言っても – Don't think, just let it flow.

英語が通じると言っても

Twitterで見かけた議論とかニュースについて感じたことをTwitterでだらだらと書き連ねるのもなんだなと思ったのでこっちで。

TwitterのTLでチラチラ流れていたので幾つかのツイートは目にしていたんだけど、それらがまとめられたらしいのでちょっと見てみた。

日本ほど英語の通じない国はない – Togetterまとめ

このTogetterまとめのタイトルは「日本ほど英語の通じない国はない」となっているものの、内容としては欧州、特にフランスでの話という感じ。「ここはフランスなんだ、フランス語で話せ」という風にとかく捉えられがちなフランス、パリとかで英語通じなくて大変だしフランス語をかなり強制されるよっていうのはもう昔の話で、まあそこそこ英語できれば問題ないよ、っていう意見を軸にいろんな反応がツイートで寄せられている。

で、自分としては個人的な考えをプラスしてはいるが、基本的にこのツイートに同意している。


ヨーロッパには三度ほど行ったことがある。そのどれもが観光での渡欧なので、短期滞在しかしていない。したがって自分の経験など長期滞在や在住の方々には及ばない。だけど自分のその数少ない体験の中においても、言語であまり困った経験がない。三度ほど行ったヨーロッパは、フランスはパリとボルドー、ドイツはハンブルク、イタリアはフィレンツェ、ミラノとヴェネツィア、オランダはアムステルダム、そしてロンドン。まあロンドンは英語なので省くとして。あと空港でコペンハーゲン。その程度なんだけど、そんなに困った思い出がない。

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もちろん自分なりに工夫はした。そのきっかけが最初の渡欧のときのこと。
初めてパリに行ったとき、CDGに降り立ったのが夜で、そこからパリ市内にバスで行きたかったんだけど、乗り場がわからなかったために空港のインフォメーションカウンターで聞くことにした。空港だから大丈夫だろと思って英語で聞いたら、仏頂面を崩さないおばさんは早口のフランス語でまくし立てる。チケットを買え!的なことを言ってたと勝手に理解してチケット売り場みたいなところへ行ってみたらそこは両替所。もちろんチケットは手に入らない。しょうがなくもう一度カウンターに戻ってみると、さっきのおばさんは消え、別のおじさんが座っている。そこで意を決して片言にも満たないダメダメなフランス語で話しかけた。ボンソワームシュー、ロワッシー、ドゥティケ、シルブプレ?するとこの最低のフランス語になんとおじさん満面の笑み。ゆっくりとここでチケットは売ってなくて、この先の角を曲がったところに行くんだよ…的なことをフランス語で説明してくれる。結局わからないので、おずおずと「アングレ、シルブプレ?」と聞くとゆっくり頷き「OK, so you should turn that corner, the Roissy bus stop is there, and you can buy your tickets from the driver.」おお、英語で教えてくれた。メルシの言葉に「Have a nice trip」の言葉を頂きロワッシーバスに乗り込んだ。

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一番最初にそんな経験をしたものだから、単純に仮説を立ててみた。挨拶など、片言でも何でも知ってるフランス語をまずは使い、ダメなときはもう英語にしてしまえば英語でコミュニケーションとってくれるんじゃないか?それでダメなら誰かしらいるだろ、というなんというか出たとこ勝負的な仮説。でも結果としてこの仮説はうまくいって、知っている限りの現地の言葉を使いつつあとは英語を使うというその仮説で突き進んでいくとパリでもミラノでもどこでも結構コミュニケーションはそんなに苦労しなかった。
まあもちろんこれは旅行という短期滞在でのみ通用するものではあるので仕事や長期滞在、または住むとなれば現地語の習得は最優先の必須事項となるだろう。当たり前のことだ。それに大都市で、という条件もあると思う。

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それとこれも同意なツイート。だけどこれにも自分の個人的な考えをプラスしている。


三度行ったパリで、個人的にはこういう「フランス語しゃべれよお前」的な経験したことはない。強いて言うと初めてのパリで空港のインフォメーションカウンターのおばさんがそうだったのかもしれないが、個人的にはそう受け止めていない。少なくともおばさん、高圧的な態度ではなかった。でもこういう「フランス語しゃべれよお前」的な経験をしなかったというより、上記の仮説をもとに組み立てた自分の行動によってそういう経験を避けてきたんじゃないかと自分では勝手に解釈している。

つまり、フランスではフランス語が当然であり、イタリアではイタリア語が当然で、ドイツではドイツ語が当然という事実を受け入れた上でのコミュニケーションを展開する、ということが必要なんじゃないかと。で、そうすることには当然のこと少しでも多くの現地語を使うことで少しでもコミュニケーションを円滑に行うということが含まれるはずなわけで。

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ショップやレストランとかカフェ、ブティックなんかに入るとき出るときでちゃんとボンジューとかメルシーって言うと店員さんは少し安心した感じになるので、そういうところでも、アクティブに動くことで逆にコミュニケーションを楽にすることができると感じた。それから挨拶、数字、簡単な注文とかを予め覚えておいて(またはメモっといて)、英語の中に組み込むのも良い方法だと思う。実際度の国でもある程度「旅の指さし会話帳」みたいなもので簡単な単語を覚えといて英語と現地語ちゃんぽんに使った。特にイタリアではこれが結構効いて、向こうも慣れない英語を使ってくれる人が多かったように思う。なので、「フランスなんだからフランス語しゃべれよな」みたいなことってこういうことで結構軽減することができるのかも。というか、コミュニケーションを円滑にすることができればそういう経験をする率もぐっと減るんじゃないのかなーとか。

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というわけでまあ、ヨーロッパでは基本英語が通じるので特に困ったことはない、というのには同意だけど、個人的な経験をそこに絡めるのなら、「なんでもいいから挨拶とか数字とか簡単なフレーズを現地語で覚えてそれを使いつつ英語を使うととても良い」というところだろうか。

英語でゴリ押しをやめて、その代わりある程度の現地語を使う。それってその国に対する敬意を払うということにもなるとも思っている。同時に相手に対する敬意って円滑なコミュニケーションには絶大な威力を発揮する潤滑油ともなるので、やはりそういうアプローチは言語・人種問わず必要なんじゃないかと思うしこれからも精進しなくてはとも思った次第。

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写真は去年にパリに行ったときのもの。また行きたい。

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