Translation Work

ダメコーデ!(ブルゾンちえみ風に)

何とも挑戦的なタイトルですが。しかも流行りに乗っかっているというか。まあそこは無視してください。あとファッションの話ではありません。

我々翻訳者とは切っても切れない「翻訳コーディネーター」。色んな人がいる。自分とお付き合いのあるそのほとんどは、とてもいい人たちである。こちらの状況をきちんと理解してくれ、しっかりコミュニケーションを取ってくれる人が多い。そして大抵そういうコーディネーターさんは有能。こっちが欲しいなと思う情報は最初に提示してくれるし、フレキシブルにいろいろ対応してくれる。そういう方(会社)との仕事は本当にやりやすいし、こっちのモチベ維持にも多大に貢献してくれる。何より建設的にきっちり仕事していこうと思える。こちらも襟を正してきちんとやろうと思える。いやまあ、基本的にどの相手とも変わらずきっちり仕事しようとは思っているししているつもりではあるんですが。

でも、「ん?」って思うような行動に出くわすことあるんですよ。大抵の場合、そういうコーディネーターさんって共通した行動取って来るんですけどね。
というわけでミュージック、スタート。

パターン1:連絡なしコーデ
メールで「これこれこういう案件あるのでお願いできます?」って言ってきて、「やります」または「ごめんなさい」の返信を返しても、それに対する連絡がまったく来ないケース。その日中納期の案件を複数送ってきて、「わかりましたやりますよ」メールを返しても一向に何の連絡もないっていうのもあった。あと、訳了して納品前チェックも完了して、訳文ファイルを納品しても、何の受領連絡も一切ないとか。

ダメコーデ!質問です。キャッチボールは独りでできますか?できない。投げ返すの。ボールは相手に。

パターン2:お気楽コーデ
依頼時に「専門的でないので簡単なはずです」と言ってくるケース。要は、専門用語がそんなにないので、全体的に難しい仕事ではない、ということでしょう。でもね、翻訳という仕事が「原文の意味をターゲット言語で説明した時に、原文の読み手と訳文の読み手の頭に同じようなイメージが浮かんでくるようにする」っていうものである以上、専門用語があろうがなかろうが、簡単で余裕でお気楽♪な仕事ってあるはずないんだけど。

ダメコーデ!質問です。カレーは見た目で辛さがわかりますか?わからない。食べるの。辛さを知るには。

パターン3:無理やりコーデ
スケジュール立て込んでて、提示された納期に間に合いそうもなくてこっちから少し延期した納期を提案したときに、「うちの案件最優先でやってくれませんかねお願いします」と言ってくるケース。何言ってんのっていう対応しかできません。

ダメコーデ!質問です。ウイスキーがなみなみと注がれたコップに、氷をバンバン入れますか?入れない。飲むの。先に。

パターン4:数撃ちゃ当たるコーデ
メールが来て開いてみると、自分の名前ではなく「登録翻訳者様」とか「翻訳者様」で始まっている。自分のメアドもBCCらしく、見当たらず。だいたいこういうのはわーっとBCCでメールを一斉送信しているに決まっている。それで釣れた(反応しちゃった)翻訳者に(ジリ貧)仕事を依頼するっていうマグロ漁船コース。こういうのは速攻でゴミ箱行き。

ダメコーデ!質問です。狙撃兵は普通のマシンガンを使いますか?使わない。撃つの。一発だけ。

パターン5:教えて君コーデ
やってきた一通のメール。開いてみると挨拶もそこそこに「(**日までの)1日の可能訳出量を教えてください」とだけ。もしくは、それにプラスして「現在のスケジュールをお教えください」や「現在受領している翻訳案件分量(文字数)をお教えください」とか。「ご都合いかがでしょうか?」とか「こちらの案件、対応可能でしたらいつごろの納品が可能でしょうか?」とか、控えめな雰囲気だったらこっちもいろいろ考えられるんだけど、いきなり「お前のスケジュール教えろ」みたいな雰囲気の質問されると反射的に放置したくなる。まず1日の訳出量ってのはその時のスケジュール、負荷、案件内容で増減する。てかその前に、人のスケジュール・受領中の案件数・分量教えろ、ってちょっと踏み込みすぎてないか?距離置きたくなります、何かそういう、相手の持つ情報を先に出させようとするようなやり方。

ダメコーデ!質問です。ババ抜きで相手からカードを引く時に、相手の手持ちカードを見ようとしますか?見ない。お互いその後の関係悪くなるから。

…って、こんな好きなこと言って。「ダメ翻訳者」って後ろ指さされないように自分が気をつけないと。

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